送受信が突然できなくなり、サービスが停止できなくなった

送受信が突然できなくなったり、メールサーバ側でサービスが停止できなくなるような事態に陥ったとき、以下のことを真っ先に確認してください。
  1. ライセンスキーの登録を行わないで30日をすぎたケース
    正式版をご購入後、ライセンスキーを登録せず30日をすぎたとき、または評価版を使用していて評価期限の30日をすぎたとき、メールの各サービスは動作していますが、各サービスへの接続が拒絶されるようになり、送受信が不能になります。
    また、ライセンスキーを登録した後でも、サービス削除をして再インストールし、再び30日を経過しますと、同じ現象になってしまいますので、ご注意ください。
    ライセンスキー登録を行なっていただくと各サービスの接続は回復します。
    評価版を使用していたケースなどで、ライセンスキーを登録せずにサービスを停止したい場合は、[管理ツール]->[サービス]より、メールの各サービスを「自動」から「手動」に切り替えた後、OSを再起動します。

  2. OSのパケットフィルタリングやファイアウォール機能でリッスンポートの制限をおこなっているケース
    OSのパケットフィルタリング設定で、該当するリッスンポートを許可していなかったり、ファイアウォール機能を有効にして、接続するポートを許可していないときも、このような現象が発生します。

    ・OS に装備されているIP Filter有効化で、各サービスのTCPリッスンポートが許可されていないと、クライアントからの接続だけでなく、サービス停止もできなくなります。
    (デフォルト SMTP...25番、587番(Submissionポート)、POP3...110番、IMAP4...143番の各ポート)
    [参考リンク]
    http://freebsd.server-manual.com/freebsd9_ipfilter.html

    ・サードパーティ製ファイアウォールソフトウェアの設定で、リッスンポートに制限がされていると、クライアントからの接続だけでなく、サービス停止もできなくなります。
    (デフォルト SMTP...25番、587番(Submissionポート)、POP3...110番、IMAP4...143番の各ポート)