管理者アカウントに絡んでの[自動転送]時の注意 updated!
E-Post Mail Server V / E-Post SMTP Server V シリーズでは、送信元のエンベロープFROMアドレスが管理者アカウントの場合、万が一にも転送先を間違えたり、送信できなかったりするおそれがあることから、エラーメールの無限ループが発生してしまうのを防ぐため、管理者アカウントに絡んでの[転送指定]時の注意点があります。
具体的には、上記にもあげた[ユーザー管理へ]から[転送指定]を設定した際「不転送レポート先」が「送信者」「管理者」になっている設定のときに、管理者アカウントから送られたメールは転送されません。その理由は E-Post Mail Server V / E-Post SMTP Server V シリーズにとって、「不転送レポート先」の指定=「エンベロープFROMの書き換え」機能だからです。管理者からのメールは、エンベロープFROMが「送信者」=「管理者」に書き換えられることとなり、自動転送自体が無効とされている管理者アカウントのエンベロープFROMが2回目となりますので、そのメールについては転送しないという動きになります。回避するにはそれ以外の「返信しない」か「返信先を指定」を選んでください。もちろん「返信先を指定」するときは管理者アカウント以外を指定します。