アカウントデータとインポートの仕様について
E-Postで管理されているアカウントデータは、ある意味、本格的なデータベースとして管理されているわけではありません。そのため、アカウントデータは、アカウント項目を一意のキーとして管理していますが、[ユーザー管理]から行うことができるアカウントインポート機能は、重複データがあるとスキップされる形となり、上書きされない仕様です。
一般的なデータベースであれば、インポート時にキー項目のデータが重複しているときは、該当レコードが上書きされることが当然として見なされると思いますが、[ユーザー管理]でのアカウントインポートの仕様はそのようになっていませんので、ご注意ください。もし、アカウントデータをインポートによって、完全に書き直したいときは、アカウントデータファイルである.idxファイルを任意の場所へ移動するか、消去した状態で、インポートさせてください。ちなみに、.idxファイルは、アカウントフォルダ(デフォルト /var/spool/epms/db/ )に "[ドメイン名].idx" の名前で保管されています。
ちなみにアカウントインポートを実行するには次の操作になります。
E-POSTコントロールセンターのメールサーバ管理から[システム管理メニュー]をクリック、[ユーザー管理]を選択して「ドメインの選択」からエクスポートする対象ドメインを選択して[ユーザー管理へ]をクリック。アカウントインポートするテキストファイルを[参照]ボタンで選択して[インポート]ボタンをクリックします。