メーリングリストの「配送ルール」設定次第でどのように配送されるか

「メーリングリスト詳細設定」の下の方に「配送ルール」設定項目があります。この「配送ルール」で「均等に分割」か「ドメイン単位」のいずれの設定にしているかによって、どのように配送されるか例をあげて説明します。
仮にメンバーアドレス数が100とした場合、宛先に同一ドメインが多いかばらばらのドメインが多いかによって「配送ルール」設定を「均等に分割」か「ドメイン単位」のいずれかに設定しますが、それぞれの設定によって次のような動作結果になります。
  1. 宛先として同一ドメイン宛が多い場合、「均等に分割」し分割数を「10」にする
    →メンバーアドレス100アドレスが同一ドメインであれば、10アドレスずつ同報として10本のメールに分割送信される。
  2. 宛先としてばらばらの異なるドメイン宛が多い場合、「ドメイン単位」で設定する
    →メンバーアドレス100アドレスがばらばらの異なるドメインであれば、1アドレスずつ、100本のメールに分割送信される。
なお、メーリングリストの配送処理能力は、E-Postの設定ではepstddの「スレッド数」設定に大きく左右されます。大量のメーリングリスト投稿がある環境では、大きめの設定値にしてください。
メーリングリスト配送処理中には、メールキューであるincomingフォルダ内にメールデータファイルが展開され、その間にepstddが配送が試みられる仕組みです。どの程度の時間がかかっているのかは、incomingフォルダを開いて目視で確認してみるとよいでしょう。