E-Postアンチスパムオプションや一般のSURBL方式ブラックリストサービス使用開始時の機能確認方法

E-Postアンチスパムオプションや一般のSURBL方式ブラックリストサービス使用開始時の機能確認方法について説明します。E-Postアンチスパムオプションサービスをご利用の場合、詳細はサービス付属の取扱い説明書P.22をご覧ください。

例)receivelogのログ事例

  1. まずE-Postアンチスパムオプションや一般のSURBL方式ブラックリストサービス使用する上では、SMTP受信詳細ログ(receivelog)を取得することが最低限必要です。機能が働いているかどうかの見きわめ方法について、取得したreceivelogのログ事例をあげながら説明します。
  2. 取得したrecievelogを検索し「=found list」や「=not found list」と表示されている部分を探します。
    ・「=found list」と表示されている部分は、ブラックリストサービスのサーバから、問い合わせをした該当ドメイン名が”クロ”だと判断されています。
    ・「=not found list」と表示されている部分は、ブラックリストサービスのサーバから、問い合わせをした該当ドメイン名が”シロ”(クロではない)と判断されています。
  3. =found list」や「=not found list」と表示されている部分のうち、判定されている対象ドメインは、ブラックリストサービスのサーバ名である.xbl1.xes.ne.jp より前の部分に表示されているドメイン名になります。また一般のSURBL方式ブラックリストサービスを使用する場合も、同様に決められたサーバ名より前の部分に表示されるドメイン名です。
    (例)
    Query_FILTER_RBL(vwxyz.net.xbl1.xes.ne.jp 210.198.120.224,N)=found list
      ↓
    vwxyz.net のドメイン名が問い合わされ判定される
  4. =found list」と表示され“クロ”だと判断された場合、その後、[SPAM]タグを件名に付けたり、特定アドレスに隔離したりという動作については、E-Postのメールフィルタ設定【mail.dat】で設定する Level:xxx での指定により内容が決まります。
(関連FAQ)
メールフィルタ(mail.dat)の設定事例
SMTP受信詳細ログ(receivelog)について