該当メールをログから探し出す基本的な方法と手順
受信したメールや配送失敗エラーメールを記録ログから調べるとき、該当メールをSMTP関係の以下のログから探し出すには、メッセージIDによって探し出す方法がより確実です。ただし、SMTP受信時に拒絶されるケースでは、メッセージIDが発番されないケースもありますので、そのときは、接続時間と接続アカウントで判断してください。
接続マシンログ(acceptlog)[※受領の全部・拒絶の一部]
SMTP受信ログ(inlog)
SMTP受信詳細ログ(receivelog)[※受領の全部・拒絶の一部]
配送失敗ログ(faillog)
配送時の詳細ログ(senderlog)
SMTP送信ログ(outlog)[※外部宛への送信成功のみ]
SMTP送信ローカルログ(outlocallog)[※内部宛への送信成功のみ]
(例)
受信したメールや配送失敗エラーメールなど該当メールのメールヘッダを確認し、最上部にあるReceivedヘッダのうち、"B"で始まるE-PostのSMTPサービスが発番したメッセージIDを調べる
Received: from [192.168.0.xx] (unverified [192.168.0.xx])
by test-sample00.jp (E-POST ESMTP Receiver (4.90))
with ESMTP id <B0000319576@test-sample00.jp>
Mon, 24 Aug 2015 16:09:13 +0900
↓
"B0000319576"がメッセージID
上記にあげたログから、該当する同じメッセージIDの記録を探し出していく
一方、POP3関係のログおよびIMAP4関係のログでは、ログから該当するメールを調べるには、接続時間及び接続アカウント名での判断を中心にしてください。
POP3ログ(pop3log)
POP3詳細ログ(receivepop3)
IMAP4ログ(imap4log)
IMAP4の詳細ログ(receiveimap4)