登録アカウント総数がライセンス数を超えたときの fsupdd/fsengd の動き
fsupdd/fsengd は、Enterprise 版に実装されているアンチウイルス機能のパターンファイル更新サービスプログラムです。
fsupdd/fsengd サービスはライセンス数を超えたときや、試用期限をすぎたときに、稼働しなくなります。詳細な動きは次のようになります。
(fsupdd/fsengd について)
fsupdd/fsengd については、初期インストール時点からの期限が適用されます。初期1ヶ月間は試用期間として有効ですが、その後は試用期間としては無効になります。
そのため、メールサーバの他のサービスがライセンス数を超えたときの動きと、同じ動きにはなりません。
インストール後1ヶ月を超え、その後途中からライセンス数を超えてアカウントなどを登録した場合は、fsupdd/fsengd は正規登録状態から試用版状態には移行せず、すぐ「試用期限が切れました」となり、パターン更新サービスが稼働されなくなります。
パターン更新サービスが稼働しないということは、その結果、新しいウイルスパターンがいつまでも適用されないことになりますから、Enterprise 版では、登録アカウント総数がライセンス数を超えないように十分注意していただく必要があります。