メールボックス保管サイズ制限値になったときのエラー応答メッセージについて
E-Postシリーズではメールボックスの保管サイズ制限値を設定できます。
全体共通設定はSSHでコンソールへrootでログインし、以下の設定ファイルを作成し数値(10進)で設定します。
[メール作業フォルダ] (既定値 /var/spool/epms/)
→reg
→epost
→ims
→nMailInBoxSizeHigh.1 (数値 Default 0 上位32ビット分のサイズデータ)
→nMailInBoxSize.1 (数値 Default 0 下位32ビット分のサイズデータ)
各アカウント単位の設定は、E-POSTコントロールセンター(メールサーバ管理)の[ユーザ管理]から設定を行いますが、いずれかの設定でメールボックスの保管サイズ制限値になったときには、該当アカウントで制限値を超えるメールの着信はできず、受領時に拒絶されます。返されるエラー応答メッセージは次の内容です。
450 4.2.2 Sorry. e-mail address box is full.
(意味)RCPT TO:命令での送信先の受領拒否応答(ローカルユーザメールボックスが制限容量を超えている)
拒絶されるエラー応答メッセージは、receivelog(SMTP受信詳細ログ)のログ中に記載されます。