Active Directory(LDAP)への問い合わせ負荷の軽減方法について

Active Directory(LDAP)連携時に、各ユーザーアカウントからの同時アクセスが多いとき、つまりドメインコントローラへの問い合わせが集中するときにエラーが起こりやすいような場合、問い合わせ負荷が大きいためにドメインコントローラとの間に通信トラブルが起きていることが予想できます。Active Directoryのドメインコントローラへの問い合わせ負荷軽減のため、次の設定ファイルを設定すれば、キャッシュ機能が働くことで軽減効果が見込まれます。
この設定ファイルを設定すると、ADへの問い合わせキャッシュ機能が有効になり、AD側への問い合わせ負荷が軽減できます。設定値を 60(秒)ぐらいから始めて、延ばしてみるなどの設定を試してみてください。

■[epstrd] (E-POST SMTP Receiver)
メール作業フォルダ
 reg
  ->epost
   ->ims
     →EPST5RS
     →ADCashLiveTime.1
       (DWORD Default 0)sec AD連携のアカウント情報問合せ時の
      キャッシュ機能有効時間(0:キャッシュ無効)

■[epstpop3d] (E-POST POP3 Server)
メール作業フォルダ
 reg
  ->epost
   ->ims
     →EPST5POP3S
     →ADCashLiveTime
       (DWORD Default 0)sec AD連携のアカウント情報問合せ時の
      キャッシュ機能有効時間(0:キャッシュ無効)

■[epstimap4d] (E-POST IMAP4rev1 Server)
メール作業フォルダ
 reg
  ->epost
   ->ims
     →EPST5IMAP4S
     →ADCashLiveTime
       (DWORD Default 0)sec AD連携のアカウント情報問合せ時の
      キャッシュ機能有効時間(0:キャッシュ無効)

以上の設定ファイルを設定したり設定値を書き換えた場合は、その後各サービスの再起動が必要です。