POP3/IMAP4併用のアカウントでのメールボックスの保管サイズ制限について

POP3/IMAP4併用のユーザーアカウントでメールボックスの容量制限設定を行う場合、メールボックスのサイズ制限設定(全体および個別設定とも)は、SMTPサービスによって、POP3用のメールボックスとIMAP4用メールボックス+サブフォルダのメールデータファイル(.MSG)のサイズ合計によりチェックされ働きます。

E-Postシリーズの仕様では、SMTP受信時のメールボックスのサイズ制限設定(全体および個別設定とも)機能は、各ユーザーアカウントでPOP3/IMAP4併用設定にしている場合、SMTPサービスによって、POP3用のメールボックスフォルダ+IMAP4用のメールボックスフォルダとサブフォルダにある全メールデータファイル(拡張子.MSG)のサイズ合計でチェックが行われます。このとき、メールデータファイル(拡張子.MSG)のサイズ合計が、制限設定値を超えると判断されれば、SMTP受信サービス(epstrd)により、"450 4.2.2 Sorry. e-mail address box is full." のエラー応答で拒絶されることになります。
あくまでSMTPでメールを受領する時点で、ユーザーアカウントのメールボックスへ保存されるときに働く制限機能ですので、POP3およびIMAP4の動作時にメールボックスサイズ制限機能が働くわけではありません。

また、POP3/IMAP4用の各種制御系ファイル、POP3/IMAP4用の各種設定ファイルは対象から除外しており、拡張子.MSGのメールデータファイルのみのサイズ合計を見ています。