内部アカウントどうしの送信しかない環境のためリトライ回数・リトライ期間を最小限にしたい
メールサーバを使用している環境条件が、内部アカウントどうしの送信しかない場合で、リトライ回数・リトライ期間を最小限にしたいときは、たとえば次のように設定してください。
epstdd の[配送詳細]設定
・「リトライ回数(受信拒否)」デフォルト9回を1回とか2回に
・「リトライ間隔のまま」チェックボックスをオン
・「リトライ期間(回線異常)」デフォルト8時間を1時間
・「リトライ期間(マシン無応答)」デフォルト24時間を2時間
リトライを不要という設定はできません。いずれの項目も "0" の設定は不可であり、必要最小限の回数や最小の時間(単位:h)を設定します。これはメールサーバがどんな状況の相手にも、安全かつ確実にメールを送り届けるようにするという設計思想や仕様によるものです。
仮に、リトライ期間(回線異常)とリトライ期間(マシン無応答)についてどちらも最短の1時間を設定した場合、それぞれのリトライ期間設定は下記のそれぞれのケースで適用され、指定時間までリトライが実施されることになります。
・「リトライ期間(回線異常)」・・接続可能だが一時的な拒絶を表す400番台エラーが返されたとき。
・「リトライ期間(マシン無応答)」・・ドメインは存在するがマシンへ接続できないとき、あるいは名前解決エラーなど。
(関連FAQ)
●受信拒否時の送信リトライ回数をなぜ "0" にできない?