社内ネットワークからのメーラーによるPOP3接続を止め、Webメールシステムからの接続だけ許可したい場合

社内ネットワークからのメーラーによるPOP3接続を止め、Webメールシステムからの接続だけ許可したい場合、POP3認証時の接続ロックアウト機能を活用して設定します。POP3認証時の接続ロックアウト機能を有効に設定することにより、社内ネットワーク(LAN内)に接続されたPCからのPOP3接続を拒絶することが可能です。

社内ネットワークに接続されたPCからのPOP3接続を拒絶する方法
  1. E-POSTコントロールセンターのメールサーバ管理からPOP3認証時の接続ロックアウト機能を有効にする。(下記記事参照)
  2. 【rejectpopip.dat】ファイルがプログラムインストールフォルダ内に自動生成され、その内容は[POP3認証ロックアウト]ボタンクリックで確認できる。その【rejectpopip.dat】ファイルを編集する。
  3. 【rejectpopip.dat】に次のような記述を行う。
  4. ここでは例として社内ネットワーク(LAN)のIPアドレスを192.168.1.xxxとする。
    '-------------------------------------------------------------------------------------
    192.168.1.XXX<tab>true  ←(Webメールシステムを動かすサーバのIP)
    192.168.1.*<tab>
             ↑(その他のネットワーク内からの接続をすべて拒絶)
    '-------------------------------------------------------------------------------------
    ※WebメールシステムのサーバIPを指定する行ではtabコードの区切りの後、"true"指定にしてください。そのIPには接続ロックアウトは適用されなくなります。2行目の拒絶を指定する行はtabコードの区切りの後、何も書かないで改行してください。
    ※【rejectpopip.dat】の記述方法は次の記事を参考にしてください。IPと"true"の間の区切り文字はtabコードです。
  5. これ以降、192.168.1.*の社内ネットワークPCのメーラーからPOP3接続しても、この接続ロックアウト機能により接続が拒絶されます。

(関連FAQ)
POP3認証時の「接続ロックアウト機能」について