上長承認(BossCheck)機能の承認依頼メール mailto リンクの生成時の文字コードを変更するには
E-Post 上長承認(BossCheck)機能で自動生成される承認依頼メールでは、mailto リンクの生成時の文字コードは、デフォルトでShift-JISで固定されています。これは、Windows 環境で最も多く利用される OutlookExpress 系の Windows Mail や、Office Outlook などでは、承認・却下メール送信時に本文中に表示される Subject部分などの日本語文字が Shift-JIS の文字コードでなければ正しく表示されないためです。
しかし一方で、メーラーから mailto リンク部分がクリックして承認・却下ができるにもかかわらず、mailto リンク部分の文字コードを UTF-8 とみなしている ThunderBird などのメーラーや、一部Web メールソフトが存在し、そうした使用環境では、承認・却下メール送信時に本文中に表示される Subject 部分などの日本語文字が文字化け表示されていました。
[メール作業フォルダ]/reg/epost/ims/MailApprovalCodepage.1
(数値 Default 932) mailto リンク生成時の文字コードテーブルを変更
[Codepage]
Shift-JIS → 932 (デフォルト)
UTF-8 → 65001
JP_EUC → 20932
JP_JIS → 50220 or 50222
"[メール作業フォルダ]/reg/epost/ims/" フォルダ内の位置に "MailApprovalCodepage.1" の設定ファイルを作成、ファイルに数値を記述して保存します。
たとえば mailto リンクを UTF-8 でエンコードしたいときには 65001 を記述します。その際、数字の末尾に改行を加えないようにしてください。
(※注意)
ファイルが存在しないときのデフォルト値は、'932'として動作します。
なお、設定後は必ずepstrdサービスの再起動が必要になります。
変更後は、承認依頼メールの一部にではなく、全ての承認依頼メールに反映されます。従って、メーラーが混在している環境では、ご使用判断に十分留意なさってください。