(A) 設定では、SMTPゲートウェイ位置の E-Post SMTP Server ではエイリアスと実アドレスをワイルドカード指定していますから、受信するアカウントがどのようなものであっても、いったん全部受けてメールサーバである E-Post Mail Server にすべて流します。その後、メールサーバである E-Post Mail Server でアカウントが実在するか、無効でないかなどを判定することになります。
すると、アカウントが無効であるという user unknown の応答は、SMTPゲートウェイ位置の E-Post SMTP Server に返され、応答を受けたSMTPゲートウェイ位置の E-Post SMTP Server が、送信元のMTAに user unknown の応答内容を含んだエラーメールを生成して送り出すということになります。
(B) 設定では、SMTPゲートウェイ位置の E-Post SMTP Server ではエイリアスと実アドレスを1対1で指定していますから、無効なアカウントはここで user unknown の応答を送信元のMTAに返すだけになります。こちらはエラーメールを生成することはありません。
エラー応答 "550 5.1.1 xxxx ... User unknown." のような「エラーコードとエラー応答」を送信元のSMTPに返すだけです。
結論として、万全な対策はよりセキュアな (B) 設定を取っていただくことに尽きます。SMTPゲートウェイ位置の E-Post SMTP Server で無効なアカウントかどうかをチェックすることが可能になり、エラーメール生成して送ることはせず、エラー応答だけを送信元に返すことになります。