Mail Server V でSMTPゲートウェイ構築は可能か?設定方法に違いは? new!
E-Post SMTP Server V シリーズではなく E-Post Mail Server V シリーズでもSMTPゲートウェイの機能は構築可能かどうか質問されたことがあります。
E-Post Mail Server V シリーズでもSMTPゲートウェイ構築は可能です。
さらに E-Post SMTP Server V シリーズでのSMTPゲートウェイ構築時と設定内容や設定方法は基本的に同じです。
SMTPゲートウェイ位置に立てるサーバが E-Post SMTP Server V シリーズか E-Post Mail Server V シリーズかによって、設定が異なるケースをかろうじてあげるなら、E-POSTコントロールセンターのメールサーバ管理から[システム管理メニュー]をクリック、[全設定(サーバー環境設定)]または[基本設定]から呼び出す画面に「全受信メールをSMTPゲートウェイに転送」チェックボックスがありますが、この設定に少し差が生まれるケースがあります。
これをオンにすると「自分自身にメールボックスは存在しないので、すべて転送せよ」という命令と同義になります。SMTP Server V をゲートウェイに立てるときは事実上この選択だけになります。
一方これをオフにすると、「自分自身にメールボックスは存在しうる」という意味になります。Mail Server V をゲートウェイに立てるときには、SMTPゲートウェイの役目もしながら、自分自身でもドメインをもち、有効なアカウントを持っていて、メールボックスを持っている場合は、チェックボックスオフで使うケースもあり得ます。自分自身に有効なメールボックスが存在しない、着信しなくてよいということなら、チェックボックスオンにします。
いずれの場合も[ゲートウェイ詳細]ボタンで表示される "gateway.dat" ファイルに書かれている内容に従って、内側のメールサーバに転送する、あるいは複数のメールサーバ宛に振り分ける等の挙動が決まっていきます。