IMAP対応Webメール[2]: roundcube でユーザーログインが失敗する場合 new!
IMAP対応Webメールである roundcube での E-Post Mail Server V シリーズへのログインには、デフォルトで "AUTHENTICATE CRAM-MD5" が使われるようです。一つの方法としては roundcube側の config.inc.php を書き加えると "AUTHENTICATE" ログインの方式が変更できるようですが、もう一方の方法として E-Post側のレジストリを手動設定しなおすことで、roundcube 側から AUTHENTICATE なしの LOGIN 命令でログインできます。以下は、CAPABILITY 命令で応答する認証方法を通知するための設定ですが、手動で"LOGIN" のみ記述するか、""(空白値) として記述を変更してください。
下記のディレクトリ位置に viエディタを使って ImapAuthType.2 ファイルを作成、セットする値として "LOGIN" のみを記述、その後 epstimap4d サービスを再起動します。
[メール作業ディレクトリ] (既定値 /var/spool/epms/)
→reg
→epost
→ims
→EPST5IMAP4S (ディレクトリ)
→ImapAuthType.2 [CAPABILITY 命令で応答する認証方法の制限指定]
(文字列) Default "CRAM-MD5,LOGIN,PLAIN" → "LOGIN" のみを記述するか""(空白値) として記述を変更