IMAP対応Webメール[3]: Linux版 Denbun でユーザーログインが失敗する場合 new!
IMAP対応Webメールである Linux版 Denbun での E-Post Mail Server V シリーズへのログインが失敗する場合、デフォルトで "AUTHENTICATE CRAM-MD5" が使われるようです。
E-Post側のレジストリを手動設定しなおすことで、Linux版 Denbun 側から AUTHENTICATE なしの LOGIN 命令でログインできます。以下のレジストリ値は、CAPABILITY 命令で応答する認証方法を通知するための設定ですが、手動で""(空白値) として記述を変更してください。
※これは"LOGIN"としておくと、Linux版 Denbun 側が"AUTHENTICATE LOGIN"でログオンしようとするためです。
下記のディレクトリ位置に viエディタを使って ImapAuthType.2 ファイルを作成、セットする値として ""(空白値) として記述を変更、その後 epstimap4d サービスを再起動します。
[メール作業ディレクトリ] (既定値 /var/spool/epms/)
→reg
→epost
→ims
→EPST5IMAP4S (ディレクトリ)
→ImapAuthType.2 [CAPABILITY 命令で応答する認証方法の制限指定]
(文字列) Default "CRAM-MD5,LOGIN,PLAIN" → ""(空白値) として記述を変更