最大14文字に制限されていたPOP3パスワード/IMAP4パスワードを14文字を超えて設定する方法 new!
これまでPOP3パスワード/IMAP4パスワードの長さについて、Windows Server旧バージョンのアカウントと整合性を取るため、パスワード長さに最大14文字までの制限が設けられていましたが、2022年5月8日以降の最新差分アップデートを適用することにより、POP3パスワード/IMAP4パスワードを14文字超えて設定することができるようになりました。以下に設定の手順を示します。
- E-Post Mail Server V 本体に対して、20220508差分以降の最新差分アップデートを適用し、epstman v5.04 以上、epstpop3d v5.05 以上、epstimap4d が v5.04 以上になったことを確認します。なお最新差分適用後はサービス再起動が必要です。
- 以下の設定ファイル"PasswordLength.1"をviエディタで手動作成し、ファイル内にパスワード最大値を数値で記述します。なお記述した数値の後の末尾は改行しません。
[メール作業ディレクトリ] (既定値 /var/spool/epms/)
→reg
→epost
→ims
→PasswordLength.1
(デフォルト値=14 最大値=64)
- 上記設定値を変更後はWeb管理画面を開き直します。
- Web管理画面から設定できるPOP3受信/IMAP4受信で可能なパスワード長は、最大64文字(MAX 64byte)までの設定された値に変更されています。
(関連FAQ)
●アカウントの最大文字数と使えない文字およびパスワード長さについて