「一覧のアドレスに応答する」で特定のIPアドレスを設定するのであればメールサーバ自身のIPアドレス new!

「SMTP受信詳細」や「POP3詳細」「IMAP4詳細」の画面には、「全てのアドレスに応答する」「一覧のアドレスに応答する」の選択肢が表示されています。

一般的な用途では、「全てのアドレスに応答する」に設定しておくか、あるいは「一覧のアドレスに応答する」にして「*.*.*.*」とPort番号(SMTP:25、POP3:110、IMAP4:143)を設定することで十分です。
このときもし、「一覧のアドレスに応答する」を選択して特定IPアドレスを設定するのであれば、メールサーバ自身のIPアドレスとPort番号を設定することに注意してください。この設定項目は、接続元や送信先を許可したり許可したりするような用途の「中継の制限」機能ではないことを理解する必要があります。

「一覧のアドレスに応答する」を選択してメールサーバ自身のIPアドレスをわざわざ設定することで、より厳格にメールサーバの動作を縛っておくための項目であることを理解してください。もしメールサーバ自身のIPを設定している場合は、仮にメールサーバのIPアドレスが変わったときにはこの項目もしっかり変えておかないと動かなくなります。注意してください。