「IPロックアウト機能」の対象となるかならないかの違いについて new!

「IPロックアウト機能」の対象となるかならないかの違いについて、内部ドメインローカルユーザーからの送信・メーリングリスト・自動転送時にはそれぞれどうなのか、質問が寄せられたことがあります。 IPロックアウト機能は、epstrdサービスを制御して機能を利用します。IPロックアウト機能は、「送信元IP」から「一定時間内」で「指定数以上の接続がある場合」 の「禁止」を行います。ですのでSMTP経由、つまりepstrdサービスが受領するのであれば「ローカルエリア内のIP」や「メールサーバ自身のIP(ローカルIP含む)」であっても、受領するepstrdサービスを制御して同じように機能します。

・内部ドメイン ローカルユーザーからの送信
この場合、SMTPを経由してepstrdサービスがいったん受領するのでIPロックアウト機能の対象になります。
・ローカルユーザー宛の自動転送
アカウント単位で自動転送設定されている自動転送のメールは、いったんSMTP受信サービス(epstrd)が受領する形となるため、IPロックアウト機能の対象になります。(下記FAQ記事参照)
・ローカルユーザー宛のメーリングリスト
メーリングリストに参加しているローカルユーザー宛の場合は、SMTP経由せずに各ユーザーアカウントのフォルダ(メールボックスフォルダ)にメールデータがファイルコピーされます。そのためIPロックアウト機能の対象にはなりません。

(関連FAQ)
内部ドメイン宛アドレスに自動転送を行ったときに遅延する場合