自ドメイン宛のsenderlogの中身で、ConnectHost(xxx...)の記録があるものとないものの違いは? new!
senderlogは、epstdd サービスで管理する配送および配送リトライの記録です。senderlogには送信先ドメインが記録され、送信先ドメインの名前解決後、送信先への接続記録としてConnectHost(xxx...:送信先IP)が追記されます。
送信先が自ドメイン(内部ドメイン)の場合では、ConnectHost(xxx...)を記録しないことがあります。この場合は、自ドメインのローカルユーザのフォルダへメール保存したことを示します。
送信先が自ドメインで、ConnectHost(xxx...) の記録があるものは、ローカルユーザーのメールボックスフォルダに自動転送指定等があった場合、自動転送のため処理された記録と解釈できます。
この理由ですが、自動転送機能で自ドメイン宛てに転送すると、epstdd の配送→ epstrd の再受信 というプロセスが発生するためです。通常の内部同士のメール送信は epstrd が再受信することはなく、システム内部のファイルコピーで処理が行われる形です。
原理的仕組みの説明は下記のFAQ記事を参照してください。
(関連FAQ)
●自動転送設定数が多いと、処理が遅くなり負荷が過大にかかってしまう
●内部ドメイン宛アドレスに自動転送を行ったときに遅延する場合