senderlogに"451 Requested action aborted: error in processing. (code=0/0)"が記録される場合の対処策

senderlogに"451 Requested action aborted: error in processing. (code=0/0)"が記録されている場合、相手側サーバの無応答のほか、通信経路上のトラブルつまり回線上で通信ができないケースや回線が混雑のため通信タイムアウトが発生しているケースの可能性があります。
※この応答コードは、無通信タイムアウトに達した場合や、セッションを相手が切った場合など、特別な応答がないために、E-Postが内部処理において自動作成した応答コード&メッセージです。

[対処方法]
この応答コードが記録されている場合、無通信接続タイムアウト時間を長くしてようすを見てください。無通信接続タイムアウト時間は、デフォルトで20分の設定です。以下の通り、レジストリを操作してDWORD値10進で作成、値を手動で登録することで調整可能です。ちなみに、簡単セットアップ(設定ウィザード)を実行すると、デフォルト値の設定が適用されますが、キーの値を特に設定していない場合もデフォルト値が適用されます。

[E-Post Mail Server・E-Post SMTP Server の場合]
HKEY_LOCAL_MACHINE
 SYSTEM
  ->CurrentControlSet
   ->Services
    ->EPSTDS       (KEY)
     ->SendDataTimeout (DWORD)sec 送信1回当りのタイムアウト時間
               キー値がない場合=デフォルト 1200sec
     ->RecvDataTimeout (DWORD)sec 応答1回当りのタイムアウト時間
               キー値がない場合=デフォルト 1200sec

対処方法としては、上記の値をそれぞれ長めに設定し、レジストリエディタを閉じた後、EPSTDSサービスを再起動してください。