同一マシン上でプロキシ型アンチウイルスソフトを経由して接続する場合

SMTP/POP3/IMAP4に対して、メールサーバと同一マシン上でプロキシ型アンチウイルスソフトを稼働させている場合、プロキシ型アンチウイルスソフトは、各サービス(SMTP/POP3/IMAP4)に対し一般的にローカルループバックアドレス(127.0.0.1)で接続しようとします。
なお、アカウント管理方法は、E-Post独自アカウント方式(Soft Account)にしておく必要があります。

このような状況下で複数ドメインを管理している場合、ドメインの詳細設定では次の設定を行ってください。
E-Post Mail Control→「ドメイン管理」タブ→「運用中のドメイン一覧」から運用ドメインを選択して[詳細]ボタンクリック→表示される「詳細」ダイアログボックスの「メールボックス選択−接続ドメイン/IPで区別する方式」で各アドレス欄に次のように入力

IPアドレス(SMTP): 127.0.0.1
IPアドレス(POP3): 127.0.0.1
IPアドレス(IMAP4): 127.0.0.1

ドメインの詳細設定・メールボックスの方式を変更した場合は、サービスの再起動が必要になります。

一方で、クライアント側の設定は、POP3/IMAP4への接続ユーザアカウントについて、[アカウント]のみでなく、[アカウント]@[domain] または [アカウント]%[domain] としてください。(@や%は半角)
すなわち、ユーザーアカウントが"taro"の場合、以下のようにします。
domainA.co.jpへの接続
ID=taro@domainA.co.jp または ID=taro%domainA.co.jp
PASS=従来通り

domainB.co.jpへの接続
ID=taro@domainB.co.jp または ID=taro%domainB.co.jp
PASS=従来通り