E-Postクラスタ構成時にIPWatcherサービスが取得する仮想IPアドレスのサブネットマスクを指定するには
E-Postクラスタ構成時の場合、IPWatcherサービスが取得する仮想IPアドレスのサブネットマスクは、デフォルト設定で 255.255.255.0(24ビット)の設定になっています。
サブネットマスクを 255.255.0.0(16ビット)に変更するには、IPWatcherサービス(ipwcs)が取得する仮想IPアドレスに加え、サブネットマスクを指定する方法としては、次の書式で指定が可能です。
クラスタ環境ノードマシンにある "ipwatch.dat" ファイルに設定できるオプションとして "-m=[サブネットマスク]" があります。"ipwatch.dat" ファイル内に -m=255.255.0.0 を追加してください。ファイル保存後、IPWatcherサービス(ipwcs)の再起動が必要になります。
ちなみに、IPWatcherサービス(ipwcs)用の "ipwatch.dat" ファイルに設定できるオプションは次のものがあります。(ガイドやヘルプに載っていないオプション含む)
-c or -C ペアとなるコンピュータ名(監視マシン名)
-i or -I 監視するIPアドレス(IPv4アドレス)
-f or -F ネットワーク構成名(インターフェース名)
-m or -M IPv4サブネットマスク(デフォルト 255.255.255.0)
-t or -T 監視時間 秒単位(デフォルト60秒)