receivelogに DeleteFile(c:\mail\temp\Bxxxxxx.RCP) Fail. code=(32) retry delete. のエラーが大量に記録されている new!
receivelog(SMTP受信詳細ログ)を取得しているときで、"DeleteFile(c:\mail\temp\B0000xxxxxx.RCP) Fail. code=(32) retry delete." のエラーがもし大量に記録されている場合、E-Post SMTP受信サービス(EPSTRS)とアンチウイルスソフトなどのツールとの間でファイルの取り合いを起こしている可能性があります。
"code=32" の意味は、OSであるWindows側のファイルアクセスのエラーコードで「プロセスはファイルにアクセスできません。別のプロセスが使用中です」という意味です。
[メール作業用フォルダ]\temp フォルダ(デフォルトでは "C:\mail\temp\")を他のプロセス、たとえばアンチウイルスソフトやバックアップツールなどがファイルを取得したまま、開放しない状態がリアルタイムで発生している可能性があります。
サードパーティ製のアンチウイルスソフトを導入しメールサーバマシンに同居させている場合は、必ずメール作業用フォルダやメールボックスフォルダの除外設定を行ってください。除外設定をしていない場合、このエラーを引き起こす誘発要因となっている可能性がきわめて大です。
(関連FAQ)
●メールサーバマシンにアンチウイルスソフトを同居させるときの注意点(重要)
●メールサーバマシンにESET FileSecurityを同居させるときの注意点(重要)
●アンチウイルスソフトをメールサーバマシンに入れる場合、除外設定を必須とする理由について