Windowsの管理ツール「サービス」とE-Post Mail Controlの「サービス制御」との操作上の違いは?

Windowsの管理ツール「サービス」と、E-Post Mail Controlの「サービス制御」との操作上の違い、区別についてですが、「サービスを開始」したり「サービスを停止」したりする用途としては、両者に違いはありません。どちらをお使いになってもけっこうです。

ただし、両者の機能面から、操作する場面やメールサーバの使用環境に応じて、使い分けた方が好ましいこともあります。どのような違いがあるのか、表にまとめてみました。

Windowsの管理ツール「サービス」と
E-Post Mail Controlの「サービス制御」との違い
機  能 Windowsの管理ツール「サービス」 E-Post Mail Controlの
「サービス制御」
サービス開始 E-PostクラスタのIPWatcherも操作可能。 E-PostクラスタのIPWatcherは対象外。
サービス停止 E-PostクラスタのIPWatcherも操作可能。 E-PostクラスタのIPWatcherは対象外。
サービス再起動 サービス停止/開始で操作しなくても、一回の操作で再起動できる。 ×  
サービス削除 ×   サービス削除するとライセンス登録状態もクリアされるので要注意。
サービス登録 ×   サービス削除後か、サービスが登録されていないときに可能。
サービス開始中・停止中のステータス サービス開始中や停止中のステータスが表示されるため、トラブルがあるときの状態を確認しやすい。
×  
スタートアップの種類(自動/手動/無効) MSFCクラスタでは、スタートアップを手動設定する必要があるためこの機能を利用する。
×  
ログオンアカウント及びパスワード サービスを削除しないまま設定が可能。 サービスを削除し、その後サービスを登録するときに設定が可能。
自動回復 サービス再起動などの自動回復オプションを設定可能。 ×  
メールサーバの諸設定 ×   サービス「終了」し、Mail Controlでメールサーバの諸設定を行い、変更後に「適用」しサービス「開始」できる。
MSFCクラスタでのスタンバイ時にメール作業フォルダが割り当てられていないときの注意 MSFCクラスタでのスタンバイ時にメール作業フォルダが割り当てられていないときでも、特に影響を与えずサービスの制御が可能。
MSFCクラスタでのスタンバイ時にメール作業フォルダが割り当てられていないとき、Mail Controlを開いて「OK」や「適用」ボタンをクリックすると、設定状態が変わりデフォルト状態に戻ってしまう。