送信ドメイン認証(DMARC/DKIM/SPF)への対応機能はありますか?

SMTP受領時での送信ドメイン認証(DMARC/DKIM/SPF)への対応機能は、2024.02.22に更新された送信ドメイン認証(DMARC/DKIM/SPF)アドオン ツール EPSTDMARC v1.06b を組み込むことにより対応が可能です。
EPSTDMARCは、Windows Server コマンドプロンプトで実行可能な送信ドメイン認証 DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance)/DKIM/SPF 対応のE-Postシリーズ製品用のアドオンツールです。E-Postシリーズメールサーバ製品にアドインすることにより、メール受領時において送信ドメイン認証(DMARC/DKIM/SPF)を機能させることが可能になります。送信ドメイン認証 DMARC へ対応したヘッダ記載(シグネチャ及び判定ヘッダ)機能と履歴ファイル作成機能があり、メール受信時にはこのプログラムのみで、SPF、DKIM、DMARCの判定結果のヘッダへの記載が可能になるほか、かつメール送信時はDKIM用のシグネチャヘッダの記載を実施しますので、別途SPFやDKIMアドインプログラムの組み込みは不要になります。
2023.12.20に v1.04、2024.01.17に v1.05c、2024.01.26に v1.05d、2024.02.22に v1.06b を公開。v1.05d 以降 epstdmarc/epstarc の両方を用意しました。これにより、SPF、DKIM、DMARCの判定結果のヘッダへの記載に加え、ARCのヘッダ記載も可能になりました。
EPSTDMARCをE-Postシリーズに組み込んで動作させるためには、EPSTRS.exe のバージョンv4.78以降が必要です。くわしくは「サポート2」サイトからダウンロードし解凍して得られる readme.html ファイルを参照してください。

その他送信ドメイン認証に対する従来からのツールとしては、DKIM対応ツールの送信ドメイン認証(DKIM)アドオン EPSTDKIM v1.04a、SPF対応ツールの送信ドメイン認証(SPF)アドオン GETSPF v1.07があります。