Active Directory連携時にユーザー追加するときの注意点

ユーザー管理のActive Directory連携を行っているとき、ユーザーアカウントを追加登録する際の注意点があります。以下の操作手順のいずれかを守ってください。
ドメインコントローラ側の「Active Directoryユーザーとコンピュータ」からユーザーアカウントを作成する方法を取るなど、手順次第でユーザーのメールボックスフォルダが自動生成されない状況が発生します。IMAP4使用時には、IMAP4でログインしても、各ユーザーアカウント用の“ルートのフォルダ”がまだ存在しない場合には、発するコマンドによっては問題となる場合があります。
〔ユーザーアカウントを追加登録する操作手順について〕
〔E-Post Account Managerからの確認手順〕
  1. E-Post Account Managerから、該当ユーザーアカウントを選択し、右クリックメニューから「エクスプローラ」を選択します。
    その後、該当ユーザーアカウントのメールボックスフォルダがまだないときには自動的に生成され、続いてフォルダが開きます。
  2. エクスプローラでは特に何の操作も不要です。フォルダをそのまま閉じてください。
    その後、SMTP送受信テスト、必要に応じて、POP3かIMAP4の接続・受信テストを行ってください。
そのほか、SMTPプロトコルで該当アカウントにテストメール着信させる方法でもメールボックスフォルダが自動生成されるようになります。
また、2016年12月7日以降の最新差分を適用、EPSTIMAP4S v4.52以降にした上で、下記の設定ファイルを記述することにより、IMAP4で接続した場合に該当ユーザーのメールボックスのルートフォルダ(POP3で使う場所と同じ)が存在しないときでも、フォルダが自動生成される設定が可能になります。
[メール作業フォルダ]内
->REG
 ->SOFTWARE
  ->EMWAC
   ->IMS
    ->AutoCreateFolder.1 (DWORD Default 1) 1:作成する 0:作成しない
      IMAP4ログイン時にルートフォルダ(POP3で使う場所と同じ)が存在しない場合フォルダを自動作成する
      (EPSTIMAP4S v4.52〜)