Active Directory傘下のメンバーサーバでhostsファイルの記述よりドメインコントローラの名前解決が優先されてしまう
Active Directory傘下のメンバーサーバでメールサーバを設定している環境で、ローカルマシン内のhostsファイルの記述よりドメインコントローラの名前解決が優先されてしまうことがあることが E-Postシリーズ 64bit版の一部バージョンで確認されました。ちなみにこれはActive Directory傘下のメンバーサーバである環境のときであり、メールサーバのアカウント管理方式がActive Directory連携か、E-Post方式(Soft Account)かは関係がありません。
この問題は最新差分アップデートで対応されています。2017年12月20日公開の20171212差分のアップデートプログラムを適用し、EPSTRSのバージョンをv4.98以降にすることで正しい動作が得られます。
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[EPSTRS]
v4.98 2017.12.12
1.ADに参加したマシンでhostsに設定した情報がHELO/EHLOに続くFQDNとして反映されない不具合の修正。
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最新差分アップデートを適用することにより、仕様通りローカルマシン内のhostsファイルの記述がドメインコントローラの名前解決より優先されるようになります。