IMAP対応Webメール[2]: roundcube でユーザーログインが失敗する場合 new!
IMAP対応Webメールである roundcube での E-Post Mail Server シリーズへのログインには、デフォルトで "AUTHENTICATE CRAM-MD5" が使われるようです。一つの方法としては roundcube側の config.inc.php を書き加えると "AUTHENTICATE" ログインの方式が変更できるようですが、もう一方の方法として E-Post側のレジストリを手動設定しなおすことで、roundcube 側から AUTHENTICATE なしの LOGIN 命令でログインできます。以下のレジストリ値は、CAPABILITY 命令で応答する認証方法を通知するための設定ですが、手動で"LOGIN" のみ記述するか、""(空白値) として記述を変更してください。
※このときAccount Managerの該当アカウントで設定する「SMTP-AUTH & APOPを利用する」チェックボックスはオフ(無効)のままでかまいません。
HKEY_LOCAL_MACHINE
→SYSTEM
→CurrentControlSet
→Services
→EPSTIMAP4S
→ImapAuthType [CAPABILITY 命令で応答する認証方法の制限指定]
(文字列)Default "CRAM-MD5,LOGIN,PLAIN" → "LOGIN" のみを記述するか""(空白値) として記述を変更
※EPSTIMAP4S v4.58以降になっていることが必要です。レジストリを変更した後、 EPSTIMAP4S サービス再起動が必要です。