最大14文字に制限されていたPOP3パスワード/IMAP4パスワードを14文字を超えて設定する方法 new!

これまでPOP3パスワード/IMAP4パスワードの長さについて、Windows Server旧バージョンのアカウントと整合性を取るため、パスワード長さに最大14文字までの制限が設けられていましたが、2022年5月30日に公開された最新差分アップデートにより、POP3パスワード/IMAP4パスワードを14文字超えて設定することができるようになりました。以下に設定の手順を示します。
  1. E-Post Mail Server (x64) 本体に対して、20220508差分以降の最新差分アップデートを適用し、EPSTMANAGER v4.33以上、EPSTPOP3S v4.48 以上、EPSTIMAP4S が v4.66 以上になったことを確認します。なお最新差分適用後はサービス再起動が必要です。
  2. Web管理ツール(Web管理CGIプログラム)に20220319差分以降の最新差分アップデートを適用し、EPSTUSER v4.36以上になったことを確認します。
  3. 以下の設定ファイル"PasswordLength.1"を手動で作成し、ファイル内にパスワード最大値を数値で記述します。なお記述した数値の後の末尾は改行しません。
    [メール作業フォルダ]
     →REG
      →SOFTWARE
       →EMWAC
        →IMS
         PasswordLength.1
         (デフォルト値=14 最大値=64)
  4. 上記設定値を変更後はAccount ManagerおよびWeb管理ツールを開き直します。
  5. Account ManagerおよびWeb管理ツールから設定できるPOP3受信/IMAP4受信で可能なパスワード長は、最大64文字(MAX 64byte)までの設定された値に変更されています。
(関連FAQ)
アカウントの最大文字数と使えない文字およびパスワード長さについて