異なるドメイン間で各アカウントが同一のメールボックスを使うときは共通メールボックスを利用する new!

異なるドメインで各アカウントが同一のメールボックスを使うときは共通ボックス(区別しない)方式を利用します。
ドメインをこれから作成する場合はドメイン1とドメイン2の両方を「共通ボックス(区別しない)」方式で作成してください。既に「接続するIP/ドメインで区別する方式」で作成済みのときは、サービスを停止した状態で上記「共通ボックス(区別しない)」方式に両方を変更します。
  1. E-Post Mail Controlを開く。
  2. 「ドメイン管理」タブを開き、運用中のドメイン一覧から作成済みのドメインを選択し「詳細」→どちらの方式になっているか確認する。
    ・まだ作成していない場合は、「サービス制御」タブ画面からE-Post全サービスを停止した状態でドメインを「共通ボックス(区別しない)」方式で作成する。
    ・「接続するIP/ドメインで区別する方式」で作成済みである場合は、「サービス制御」タブ画面からE-Post全サービスを停止した状態でドメインを「共通ボックス(区別しない)」方式に変更してOKで確定する。
  3. その後、全サービスを再開する。
「接続するIP/ドメインで区別する方式」から「共通ボックス(区別しない)」方式に変更することに応じて、メールボックスの位置が変更されますが、変更されたことはAccount Managerから確認できます。
  1. E-Post Account Managerを開く。
  2. 左ペインのツリーから該当ドメインを選択し、Userを選択。続いて右ペインの任意ユーザーを選択し、右クリックメニューから「エクスプローラー」を選択する。
  3. 開いたフォルダの位置が下記の一番目記事の内容になっていることを確認する。
    ・「接続ドメイン/IPで区別する」方式の場合
     C:\mail\inbox\[ドメイン名]\[ユーザ名]\
             ↓
    ・「共通ボックス(区別しない)」方式の場合
     C:\mail\inbox\[ユーザ名]\
  4. 必要であれば、変更前のフォルダ位置に残っている拡張子.datや.CTLなどの制御系ファイル、拡張子.MSGのメールデータファイルを変更後のメールボックスフォルダ位置にコピーしておく。
2つの方式それぞれの違いですが、メールボックスフォルダの位置が違うこと、メールクライアントからログインするときのユーザーIDが@以降が必要なケース(「接続するIP/ドメインで区別する方式」)と、@以降が不要なケース(「共通ボックス方式」)の違いがあります。詳しくは下記の記事を参照してください。

(関連FAQ)
方式の違いによるメールボックスフォルダの作成位置について
メールクライアントから接続するユーザーIDに@以降が必要なケース
ドメインの管理方法を共通ボックス方式から接続ドメイン/IPで区別する方式へ移行するとき