IMAP4プロトコルでメーラーにサーバ側からプッシュ通知されるようにするには new!

IMAP4プロトコル使用時にメーラー側がIDLEコマンドに対応しているとき、サーバ側からプッシュ通知されるようにするには、E-Postサーバ側にIDLEコマンドを有効にする設定と時間間隔のレジストリ設定が下記の通りあります。
メーラー側がIDLEコマンドに対応しているときに、サーバ側からプッシュ通知されるようになります。

ただし、Outlookでは、IDLEコマンドを有効にしている場合、Outlook側が命令を頻発させる異常な動きが過去に見られたことから、IDLEコマンドは無効にしてお使いいただくよう提案しています。IDLEコマンドを有効にする場合は、異常な命令頻発現象が起きたりしないか、ログなどでようすを見ながら設定してください。
HKEY_LOCAL_MACHINE
 SYSTEM
 ->CurrentControlSet
  ->Services
   ->EPSTIMAP4S
    ->IDLECmd (DWORD Default 1) IDLE命令の有効化 0:Disable, 1:Enable
    ->IDLELoop (DWORD Default 5) sec IDLE命令実施中の監視間隔 デフォルト:5秒
※この設定は、EPSTIMAPS v4.43e以降で有効です。項目がないときにはデフォルト値が適用されます。レジストリ項目がないときは項目を作成し、DWORD値で明示的に記述してください。変更した後は、EPSTIMAP4Sサービスの再起動が必要になります。

(関連FAQ)
メールクライアントに Outlookシリーズを使用するときはIMAP4のIDLE命令とBroadcastフラグを無効設定にすることを推奨
IDLE命令を無効に変更する前と後でログ記録にどのように違いが出るか