リトライ回数やリトライ期間の設定について
応答別に分けた設定リトライ回数・設定リトライ期間内で、設定されたリトライ間隔に基づいてリトライが行われます。
リトライが終了した時点で、送信元にエラーメールが戻る形になります。
リトライ回数・リトライ期間の意味をまとめると次の通りです。
●「リトライ回数(受信拒否)」 … 送信先が拒絶理由を応答してきた場合(恒久的なエラーを意味する500番台コード)の送信エラーメールを発行するまでのリトライ回数 (デフォルト9回)
●「リトライ期間(回線異常)」 … 送信先への接続が可能にもかかわらず、通信タイムアウトなどの理由を応答してきた場合(一時的なエラーを意味する400番台コード)の送信エラーメールを発行するまでのリトライ期間 (デフォルト8時間)
●「リトライ期間(マシン無応答)」 …送信先ドメインは存在するがマシンへ接続できないなどの理由(※)により送信エラーメールを発行するまでのリトライ期間 (デフォルト24時間)
(※)このとき、マシン無応答の時間が過ぎた場合、つながらないのでエラーコードがありません。
そのため、必ず下記のようなDNSの名前解決エラーとしてエラー理由を一律で返す結果となります。エラー理由は、配送時の詳細ログ(senderlog)に記録されます。
(例) "Unable to deliver to destination domain Cannot resolve xxxxx.jp"