メーリングリスト付加表題に全角文字を利用するテクニック
メーリングリストの挿入ヘッダである付加表題に、そのまま全角文字を設定すると、付加表題は、ASCII文字の使用を前提としている部分のため、文字化けして表示されてしまいます。
メーリングリストの付加表題に全角文字を使うには、テクニックを使う必要があります。
弊社では、半角英数字の使用を推奨していますが、下記のような方法を使えば、全角文字でも何とか利用できないわけではありません。
- 「メールサーバ構築ガイド」に記述されている「自動応答を設定してみよう」と同じ方法で、付加表題にしたい全角文字を含んだ文字列を変換します。(書籍『E-Post Mail Server 完全ガイド』ではP.124以降)
- 同構築ガイドには、件名と本文のそれぞれの変換方法が書かれていますが、件名ではなく、本文の方法をそのまま使って、JISに変換された文字列をそのまま付加表題に貼り付けます。文字コード変換には「サポート2」で公開しているユーティリティの UnicodeConv.exe を使っても可能です。
(例)付加表題を [情報 000x] としたいとき
↓
[情報 %004d] と記述した文字列を上記の方法などで、いったんJISに変換し、変換した文字列をそのまま貼り付ける(下記画面参照)

(注意1)
自動応答の「件名」のように、先頭部分に "=?iso-2022-jp?" を先頭につけるとうまく行きませんので、「本文」での文字コード変換方法を参考にしてください。
(注意2)
次のFAQに記載されている方法1により、epstrdが使用する文字コードを明示してください。
(関連FAQ)
●自動応答メールの文字コードが西ヨーロッパ言語になっていて、メーラで文字化けする