インポート機能を利用したアカウントのパスワード一括変更方法
インポートを利用してアカウントのパスワード一括変更方法を行うには、以下の点に注意して作業を行ってください。
・全ユーザーのうち、一部のユーザーのパスワードを一括変更する例。
- E-POSTコントロールセンターのメールサーバ管理から、指定ドメイン内の全ユーザーについて、任意のファイル名でエクスポートする。
E-POSTコントロールセンターのメールサーバ管理から[システム管理メニュー]をクリック、[ユーザー管理]を選択して「ドメインの選択」から対象ドメインを選択して[エクスポート]を選択して、[操作する]ボタンをクリックします。
- 出力されたファイルを編集し、一部のユーザー分のパスワードを平文で変更する。パスワードを変更しないユーザーのレコードは消さないでそのまま残しておく。
- SSHなどを使いコンソールへログインし、標準で(/var/spool/epms/db/)に置かれているアカウントデータファイル(ドメイン名.idx)をリネームするか、別の場所へ移動する。
(※)この操作が必須な理由は、インポートしたときに、存在するアカウントのデータが重複すると、上書きされない仕様であるためです。下記FAQを参照。
- SMTP認証を有効にしている場合で、デフォルトのPOPパスワードとSMTP認証パスワードが同じになっているときは特別な操作は不要ですが、POPパスワードとSMTP認証パスワードを異ならせているケースでは、あらかじめメールボックスフォルダ下にある "apop.dat" ファイルをバックアップしておき、後から上書きコピーする。
(※)SMTP認証を有効にしているときは、認証ファイルとして各ユーザーのメールボックスフォルダに "apop.dat" ファイルができています。インポート時に「認証ファイルを設定する。」が有効になっているアカウントについては、自動的に "apop.dat" ファイルを生成する仕様です。
そのときの認証ファイルに記録されるパスワードは、POPパスワードと同じになります。
- 指定ドメイン内の全ユーザーに対し、インポートを実行する。
E-POSTコントロールセンターのメールサーバ管理から[システム管理メニュー]をクリック、[ユーザー管理]を選択して「ドメインの選択」から対象ドメインを選択して[アカウントインポート]のボタンをクリックしインポート用のファイル選択して、[インポート]ボタンをクリックします。
(関連FAQ)
●アカウントデータとインポートの仕様について