receivelog内に DATAコマンド応答後に "closesocket():SOCKET.C" というセッションクローズが記録されているケースが見つかる new!
接続マシンログ(acceptlog)で "abort" されている理由を調べるために、SMTP受信詳細ログ(receivelog)の記録を見ているとき、receivelog内に DATAコマンドと "354 Start mail input;id <Bxxxxxxxxxx> end with <CRLF>.<CRLF>" 応答直後か数秒後に "closesocket():SOCKET.C" というセッションクローズが記録されているケースが見つかることがあります。
こうした記録が見られるとき、ほぼまず E-Post側で切断したものではありません。SMTPセッションの接続中にDATAコマンドの後で、接続相手から一方的に切断された場合、receivelog に特別なエラーも出さずにセッションクローズのみが記録されることになります。このとき acceptlog 側には結果的に "abort" が記録されます。たとえばtelnetコマンドでSMTP接続してみても、同じことを再現させることが可能です。サーバからDATAコマンドの応答の後、quitなどでセッションを強制切断してみると、同様の結果が得られます。
DATAコマンド応答直後か数秒後に "closesocket():SOCKET.C" というセッションクローズが記録されているケースを見つけた場合、接続元の通信記録を調べ、その挙動に問題がないかどうかを調べた方がよいでしょう。
(関連FAQ)
●接続マシンログ(acceptlog)で abort されている理由を知るには