POP3サービス詳細設定でのIPアドレス指定はクライアントを許可する設定でないことに注意 new!

誤解を受けやすいのですが、POP3サービス詳細設定でのIPアドレス指定、具体的には「POP3詳細」の画面で「一覧のアドレスに応答する」を選択して設定するIPアドレス設定について、POP3受信の接続元(クライアントPC)を許可するための設定ではないことに注意してください。詳細は次の記事をご覧ください。

(関連FAQ)
「一覧のアドレスに応答する」で特定のIPアドレスを設定するのであればメールサーバ自身のIPアドレス

ローカルネットワークにあるクライアントPCからPOP3受信を許可することは特に何も設定しなくてかまいません。
そうではなく、もし特定のネットワークや特定のIPアドレスからのPOP3受信を許可しない(拒絶する)設定が必要であれば、「POP3認証接続ロックアウト機能」を有効に設定し、拒絶したいIPアドレスをその機能で指定するようにしてください。
このPOP3認証接続ロックアウト機能を有効にした場合、接続元IPアドレスの判定は設定値に基づいて自動的に行われますが、永続的に拒絶する設定を行ったり、あるいは許可する設定を行う場合は、IPアドレスを指定する行を手動で編集することになります。詳細は次の記事をご参照ください。

(関連FAQ)
〔新機能〕POP3認証時の「認証接続ロックアウト機能」について