senderlog と faillog に記載された配送失敗の理由が異なる
存在しないユーザーへ送信した場合は、通常、"user unknown"として扱われることになります。このとき、配送時の詳細ログ(senderlog)には、送信リトライの度に"550 user unknown"として、途中の記録がされていることが確認できます。
一方、配送失敗ログ(faillog)の記録には、送信リトライを繰り返した最終結果が記録されることになりますが、失敗理由として"550 user unknown"が記録されず、"Unable to deliver destination domain"として記録されることがあります。つまり、「ユーザーが存在しない」からではなく、「ドメインの名前が解決できなかった」という別の理由が記載される結果になるのです。