E-PostシリーズはNetBIOSを利用するのか?NetBIOSを停止してよいか? new!
E-Postシリーズは、Windows Serverに実装されているNetBIOS(NetBIOS over TCP/IP)を利用するのか?NetBIOS(NetBIOS over TCP/IP)のサービスを停止してよいか?という質問を受けたことがあります。
E-Postシリーズは、名前解決のためにNetBIOS(NetBIOS over TCP/IP)の機能は一切利用されていませんし、NetBIOSで使われるポートも使いません。
下記の2つの使用状況を除いて、NetBIOS(NetBIOS over TCP/IP)を止めた場合でも、基本的なメールサーバとしての動きができなくなるといったことはありません。この下記の2つはNetBIOSありきの環境を前提に動作していると考えます。
上記の使用状況やその環境ではない、たとえばユーザー管理がSoft Accout(E-Post独自方式)であり、シングルサーバ環境では、NetBIOS(NetBIOS over TCP/IP)を止めた場合でもメールサーバの動きとして特別に問題になるようなことは基本的にありません。
実際にNetBIOSサービス停止を試して確認しました。「インターネットプロトコル(TCP/IP v4)」のプロパティから「詳細設定」を開き、ネットワーク「WINS」タブにある「NetBIOS over TCP/IP を無効にする」チェックボックスオンにして動作を確認してみたところ、ユーザー管理がSoft Accout(E-Post独自方式)であり、シングルサーバ環境である場合、メールサーバの動きとして特段の変化や支障になるような問題はありませんでした。
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このNetBIOS(NetBIOS over TCP/IP)とやや関連する問題にふれてみます。
hostsファイルにメールサーバに設定する自分のメールドメイン名とマシンのIPアドレスを記述しているかどうかによって、inlogやacceptlogなどの各種ログやReceived:ヘッダに記載されるマシン名(あるいはメールドメイン名)が変わる結果になりますので留意してください。