inlog / outlog / outlocallog の行頭に記載される@より右側のサーバ名称は何によっている?

SMTP受信ログ(inlog) / SMTP送信ログ(outlog) / SMTPローカル送信ログ(outlocallog)には、ログの行頭部に〈Bで始まるメッセージID@サーバ名称〉が記載されます。この部分は、〈Bで始まるメッセージID@ドメイン名〉であることが普通ですが、場合によっては〈Bで始まるメッセージID@ホスト名.ドメイン名〉であったりします。この@より右側のサーバ名称について、どういうルールで決められているのか説明します。
上記ログの行頭に記載される@より右側のサーバ名称は、次のルールと優先順位によって決まります。
  1. E-Postの推奨通り、内部ドメイン名がhostsファイルに記載されている場合は、ファイルに記述されているドメイン名によって自動生成(最優先)。
    内部ドメイン名がhostsファイルに記述されていない場合は以下。
  2. 内部ドメイン名がhostsファイルに記述されていないが、内部ドメイン名をDNSから名前が引けるものについては、DNSを参照して自動生成。
  3. 内部ドメイン名がhostsファイルに記述されておらず、さらにDNSからも名前が引けないものについては、「CIFS/SMBコンピュータ名.E-Postに登録されているドメイン名のうち昇順で最初に見つかるもの」で自動生成。
いずれにしろhostsファイルに内部ドメイン名を記述しているかしていないかが大きな決め手になりますので、記録されているサーバ名称について疑問に感じた場合は、hostsファイルの内容を再確認してください。

(関連FAQ)
hostsファイル記述の必要性と有用性について