Enterprise II での次年度更新時のライセンスキー登録について

Enterprise II / Enterprise II (x64)シリーズには、アンチウイルス機能があります。パターンファイルダウンロード有効期限を1年間有効にすることが必要なため、Enterprise II / Enterprise II (x64)シリーズでは次年度更新時のライセンスキー登録・更新が必須になっています。
ライセンスキー登録を行っていただく日は、登録日から365日が起算されるため、ライセンスキーが切れる直前日か当日がお薦めです。
なお、アンチウイルスエンジンが搭載されている関係上、次年度更新用のライセンスキー到着後、1ヶ月以内にライセンスキー登録を行ってください。1ヶ月を越えて登録しようとすると、認証ができません。
よりくわしく説明すると、次年度更新用のライセンスキーの発行月とその翌月末までが、ライセンスキー登録の有効期限になります。もし、この期限を過ぎてしまったときは、マシンのシステム日付をいったん有効期限内に戻してから、登録を行い、ライセンスキー登録が行われた後で正常なシステム日付に戻す作業が必要になります。
なおライセンスキー登録の際は期限内であればサービス停止の必要はありません。

ちなみに、Standard版の次年度更新時の場合には、同様の作業は不要になっています。Standard版の場合は、特に何もする必要はありません。

また、クラスタを含む二重化構成を取っている場合、スタンバイマシンや、(ふだんは利用しない)コールドスタンバイに設定しているマシンでも、ライセンスキー登録を行う必要があります。ライセンス登録時には、80番ポートを使ったhttpプロトコルでの通信が認証サーバとの間で行われますので、必ず通信が可能な状態で行ってください。

(関連FAQ)
Enterprise II 用ライセンスキーの登録期限が過ぎたときの対応について