SMTPゲートウェイのフォワード先への送信を確認するには
SMTPゲートウェイを設定した後、全てのメールが設定したSMTPゲートウェイのフォワード先への送信ができているかを確認するために、記録ログをチェックする場合、以下の考え方になります。
まず、基本ログであるSMTP送信ログ(outlog)を見れば、SMTP送信が成功した記録として確認できます。
一方、配送失敗ログ(faillog)に万が一、記録があった場合は、それは配送に失敗した記録ということになります。ケースとしては、たとえばSMTPゲートウェイのフォワード先が応答しなかった場合、既定のリトライを試した後、最終的に配送をあきらめる事態がこれになり、faillogに記載されていくことになります。
SMTP配送が成功した・失敗した両方が細かく記載されるのが、配送時の詳細ログ(senderlog)です。通常うまく行っているときには、このログを見ることは特に必要ありませんが、万が一、トラブルが発生し、何らかの理由で配送が失敗していることがわかったとき、失敗の原因をくわしく探るにはこのsenderlogを見ることがベスト、ということになります。
仮にリトライを試していた場合でも、そのすべてが記録されていますし、通信回線や通信環境が不良を起こしているようなケースでは、Socket Errorの記録が残るようなケースもあります。このように、何らかのエラーが発生したり配送失敗が起きたときには、senderlogをもとに調べることになります。