STARTTLS か over SSL/TLS かによって、下記のように各詳細ログの記録は a. b. それぞれのケースに分かれます。 [SMTPの場合-receivelogより]
a. SMTPのSTARTTLSであれば、SSL_CTX_new() =が記録されます。
(例)SSL_CTX_new() = 14259424
さらに "220 2.0.0 Ready to start TLS" の応答記録がなされ、引き続きSMTPプロトコルの記録が行われます。
b. SMTP over SSL/TLSはセッション接続時点で暗号化されているので、正常なら通常のSMTPプロトコルの記録が行われます。
[POP3の場合-receivepop3より]
a. POP3のSTARTTLSであれば、SSL_CTX_new() =が記録されます。
(例)Start SSL_CTX_new().
SSL_CTX_new() = 2070832
さらに "+OK Begin TLS negotiation" の応答記録がなされ、引き続きPOP3プロトコルの記録が行われます。
b. POP3 over SSL/TLSはセッション接続時点で暗号化されているので、正常なら通常のPOP3プロトコルの記録が行われます。
[IMAP4の場合-receiveimap4より]
a. IMAP4のSTARTTLSであれば、SSL_CTX_new() =が記録されます。
(例)SSL_CTX_new() = 2013608
さらに "xx OK Begin TLS negotiation now" の応答記録がなされ、引き続きIMAP4プロトコルの記録が行われます。
b. IMAP4 over SSL/TLSはセッション接続時点で暗号化されているので、正常なら通常のIMAP4プロトコルの記録が行われます。