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導入後の製品FAQセレクション
 

「導入後の製品FAQ」セレクション

ここではふだん「サポート2」に収録されている「導入後の製品FAQ」の記事の中から、毎週火曜日に週替わりで3つの記事をランダムにセレクトしてご紹介いたします。E-Postシリーズ製品の機能に対する定番的な質問やより習熟するための使い方だけでなく、製品を取り巻く解決ノウハウの豊富さなどを感じ取っていただければ幸いです。
2022年6月第4火曜日分


メール送受信性能試験の実施方法について


メール送受信の性能検証を実施したい場合で、どのような形で実施するのがいいのか、特に手段や方法などがおわかりにならない場合、メール送受信の性能検証について弊社が行っている方法を紹介いたします。
※ここではSMTP/POP3/IMAP4のプロトコルを実装するE-Post Mail Serverシリーズについて記述しています。SMTPプロトコルのみ実装するE-Post SMTP ServerシリーズについてはPOP3/IMAP4の内容を除外して読み解いてください。

弊社がメールサーバの性能検証をする場合、SMTP/POP3/IMAP4それぞれのプロトコルについて、オリジナルのクライアントツールを使っています。一定サイズのメールデータ、一定数のアカウントを用意しておき、クライアントマシンから、メールサーバに対して、一定数の回数を繰り返し実行する複数のバッチファイルを同時に動かす方法で試験しています。
性能検証のやり方の基本は、試験を開始してからすべてが完了するまでの総合時間をログでチェック、それを比較検証するといった手法で行っています。具体的なテスト内容についてご興味のある方は、別途サポート担当までお問い合わせください。
ツールは、コマンドベースで動作させるもので、管理者権限でコマンドプロンプトを開け、手入力コマンドで実行する方法か、バッチファイルで試す方法のいずれかで実施します。一定サイズのメールデータ、一定数のアカウントを用意しておいて、それぞれ一定数の回数を繰り返し実行するバッチファイルを動かす方法で試験します。メールサーバ側でログ記録を取得するようにしておき、開始してからすべてが完了するまでの総合時間をログから比較検証するといった手法で実施しています。

SMTP送信テストであれば、アカウントをどのぐらい用意して、どのぐらいの回数繰り返して実行するかとか、内部ドメイン内での送信テストだけなのか、E-Postをもう一台立てて、「みなし外部ドメイン」への配送テストも行うのかなど、どのような指標でどのように比較検証するかは、組み合わせを考えるだけでも相当数にのぼります。また、メール送受信テストということであれば、SMTP配送テストと、POP3受信またはIMAP4受信テストを同時に行うという方法になることでしょう。できるだけ使用環境に近い状態を想定して検証されるのがよいと考えます。

具体的に試験内容としては、以下の通り、想定環境や、与える条件によって、かなり変わります。
  • 同時に実施するアカウントユーザーをどのぐらいにするか。
  • テストに使うメールサイズをどのぐらいにするか。
  • テストを繰り返し行うときにはどのぐらいの回数行うか。
  • SMTP送信でメールボックスに着信させるメール数を増やしていく場合、どのぐらいから始め、どのぐらいで終わらせるか。
    ※メールボックスフォルダに置くファイル数が1000を越え、万単位になると、Windows NTFSの課題もあり、パフォーマンスが極端に低下します。
    再度繰り返し試験を行う場合は、メールボックスフォルダをクリアし、何個から始まり、何個までで着信が終わるといったような管理された手法の試験が必要です。
  • POP3受信する場合、既にメールボックスに着信しているメール数をどこから始めるのか。読んだメールをサーバから削除するかあるいはサーバに残すのか。
  • IMAP4受信する場合、既にメールボックスに着信しているメール数をどこから始めるのか。既読/未読の比率をどのようにしてスタートさせるか。
    ※たとえば「既読0/未読1000」でいきなり始めるのと、「既読500/未読500」で始めるのは大きな差があることがわかっています。これはIMAP4のメールボックスフォルダが、最初に着信するメールボックスフォルダの位置(これはPOP3用の位置と同じ)より深い階層にあることで、ファイルの移動処理に大きな負担がかかるためです。
メールサーバの負荷については、システム的に見れば、CPU負荷や、メモリ消費量、スレッド数の増減変化といったことになるかと思いますが、メールサーバの側面から負荷状況をみるときには、開始時間から終了時間にいたるまでの「総合時間」ということになります。その総合時間を上記のメール数やユーザーアカウント数でわり算すれば、1メールあたりにかかる平均処理時間は算出できます。
ちなみに、IMAP4使用時には注意点があります。メールボックスの1フォルダ内に置くメールデータの数を極端に多くせず、常に1000を越えない程度に管理すること、たとえば、サブフォルダへの振り分けなどの管理を心がける必要があります。

以下のログのうち、時間に関する情報は基本ログで参照できます。※マークが付いているのは詳細ログで、処理の詳細内容を把握したいなどの用途があれば必要ですが、処理時間を見るだけなら基本ログで判読できます。
  • SMTP受領→inlog、acceptlog、receivelog(※)
  • SMTP配送→outlog、outlocallog、senderlog(※)
  • POP3受信→pop3log、receivepop3(※)
  • IMAP4受信→imap4log、receiveimap4(※)
(関連FAQ)
●SMTP受信詳細ログ(receivelog)について
●SMTPローカル送信ログ(outlocallog)について
●IMAPサーバで扱うメールデータ数や同時接続数、運用パフォーマンスとの関係について
●SMTPサービスのマルチセッションやマルチスレッドの動作を検証試験したいときの考え方

メール送受信性能試験についてこれならばベストというものは、なかなかありません。何より、エンドユーザーの使用環境、条件、運用形態にできるだけ近づけて試験をしてみるということが大事なことだと考えます。



内部ドメインのアカウントに対し受信拒否される


内部ドメインのアカウントに対し受信拒否されてしまう場合、以下の点を確認してください。
  • E-Post Mail Control→[ドメイン管理]タブ→[ドメイン一覧]に接続するドメイン名が間違いなく登録されていますか?
  • (Active Directory連携やWindows Account管理の場合)"IMSUsers"メールグループを各メールユーザーに割り当ていますか。万が一、"IMSUsers"以外のメール用ローカルグループを設定している場合、以下の共有設定ファイル情報の内容とローカルグループ名が完全に一致していますか?

    [メール作業フォルダ]
    →REG
     →SOFTWARE
      →EMWAC
       →IMS
        →MailGroup
        (Default IMSUsers) Windows Accountの場合メールローカルグループ名
        (ファイル拡張子".2"はSTRINGの型を表わす。レジストリのSTRING型に該当)
なお、E-Post Mail Controlの[サービス制御]タブにある「VRFYコマンドに応答する」チェックボックスは、セキュリティ上ふだんはオフに設定していますが、一時的にオンにしてVRFYコマンドへの応答を有効にして調べる方法もあります。
EPSTRSが内部ドメインのアカウントに対して正しく認識しているかどうかはTELNETクライアントからVRFYコマンドを入力することにより次のようにして確認できます。
    S:サーバ側からの応答
    C:クライアント側からの入力 ※下線部は任意名

    telnet domain.jp smtp[Enter]
    S:220 [domain.jp] E-Post SMTP Receiver (4.xx) Fri, 04 Feb 2015 07:17:13 +0900
    C:VRFY user[Enter]
    S:250 "user@domain.jp" ... User ok
    (あるいは)
    S:550 "user@domain.jp" ... User unknown.

    サーバからの応答が、それぞれどちらの内容であるかを判断してください。

  • "User ok"を出していれば、内部ドメインのアカウントとしてEPSTRSが認めているので、受信許可されます。
  • "User unknown."を出していれば、指定された内部ドメインのアカウントとして設定が正しくなされていないので、受信拒否されます。



SMTP AUTHあり/なしで接続したときの動作とメッセージについて


SMTP認証(SMTP-AUTH)を利用するとき、サーバ側(E-Post Mail Server)、クライアント側からそれぞれ、SMTP AUTHあり/なしで接続したときの動作結果とそのメッセージは、下表のようになります。
受信詳細ログ(receivelog)を記録しているとき、表内のエラーメッセージが出力されているときは、サーバかクライアントのいずれかの設定に問題がありますので、設定を再確認するとよいでしょう。

メールクライアント側 ≫ SMTP AUTHあり の設定 SMTP AUTHなし の設定
E-Post Mail Server
▼ メールサーバ側  
(全体設定)
SMTP AUTH
あり[有効]

(ユーザー単位)
認証ファイル
あり
[SMTP AUTH &
APOPを使用]がオン

認証
パス
ワード
一致
 グリーティング:EHLO
 接続:
 結果:OK
 グリーティング:HELO
 または EHLO
 接続:×
 結果:503 5.0.0 Need EHLO
  before AUTH
認証
パス
ワード
不一致
 グリーティング:EHLO
 接続:×
 結果:535 5.7.0 Authentication
  failed(AUTH failed)
(全体設定)
SMTP AUTH
あり[有効]

(ユーザー単位)
認証ファイルなし
[SMTP AUTH &
APOPを使用]がオフ

 グリーティング:EHLO
 接続:×
 結果:535 5.7.0 Authentication
  failed(AUTH failed)
 グリーティング:HELO
 または EHLO
 接続:
 結果:OK

(全体設定)

SMTP AUTHなし[NO]

 グリーティング:EHLO
 接続:
 結果:OK
 グリーティング:HELO
 または EHLO
 接続:
 結果:OK

※E-Post Mail Serverシリーズ・E-Post SMTP Serverシリーズは、アカウント別に認証あり/認証なしの使い分けをすることができますが、サーバ全体でSMTP認証を有効に設定していて、認証レベルを「認証ファイル」で設定しているとき、該当アカウントで「SMTP AUTH & APOPを使用」チェックボックスがオフになっているものは、“認証ファイルなし”の状態となります。
もしチェックボックスがオフの状態になっているときは、オンの状態に切り替え、OKボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じると、SMTP認証用のパスワードを入力するダイアログボックスが改めて表示されます。オンの状態にすると、該当アカウントのメールフォルダ内に「認証ファイル」である"apop.dat"ファイルが作られ、入力したパスワードはそのファイル内に暗号化されて格納されます。
※EPSTRS v4.83以降では「拡張されたメールシステムステータスコード」として青色数字部分が応答コードに表示されます

(関連FAQ)
●EPSTRS(SMTPレシーバー)応答コード


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