取得可能なログと各サービスの関係

E-Post Mail Serverシリーズ、E-Post SMTP ServerシリーズのStandard製品で取得可能なログと各サービスの関係は、次の通りです。各ログがどのサービスに関連して、どのような情報を取得しているのかを説明します。
ログは、[メール作業フォルダ](既定値 C:\mail)下に下記名称のフォルダ名−コンピュータ名のフォルダ下に作成されます。

●マシン接続ログ
acceptlog)  
接続拒否されたものを含め、EPSTRSに接続要求したすべてのマシン・IPアドレスを知る
●受信ログ
inlog)      
EPSTRSで受信実行されたマシン・IPアドレスを知る
●受信詳細ログ
receivelog)   
EPSTRSで受信実行された内容の詳細を知る
●送信ログ
outlog)      
EPSTDSで外部ドメイン宛に送信実行されたマシン・IPアドレスを知る
●ローカル
 送信ログ
outlocallog
EPSTDSで内部ドメイン宛に送信実行されたマシン・IPアドレスを知る
●配送詳細ログ
senderlog)   
EPSTDSで配送実行された内容の詳細を知る
●配送失敗ログ
faillog)    
EPSTDSで配送失敗した結果と理由を知る
●POP3受信ログ
pop3log(*1) 
EPSTPOP3SでPOP受信されたマシン・IPアドレスを知る
●POP3詳細ログ
receivepop3(*1)
EPSTPOP3SでPOP受信された内容の詳細を知る
●IMAP4ログ
imap4log(*1) 
EPSTIMAP4SでIMAP受信されたマシン・IPアドレスを知る
●IMAP4詳細ログ
receiveimap4(*1)
EPSTIMAP4SでIMAP受信された内容の詳細を知る

    (*1) E-Post SMTP ServerにはPOP3、IMAP4サービスがないため、関連するログはありません。


▼クリックすると拡大表示します。


アンチウイルス機能をもつ Enterprise / Enterprise II 版では、加えて下記ログが取得可能です。
ウイルス検出ログ 
(3rd-party)
ウイルスメールの検出記録を知る                 
パターン更新ログ 
([プログラムインスト
ールフォルダ]\log)
ウイルスパターンファイル更新(ダウンロードした)記録を知る   

E-Postクラスタ構成を組んだ場合は、加えてIPWatcherサービスの下記ログが取得可能です。
■IPWatcher動作ログ
(iplog)   (*2)
([プログラムインスト
ールフォルダ]\iplog)
E-Post方式クラスタ構成時のアクティブ側/スタンバイ側    
IPWCS(IPWatcher)サービス動作記録を知る            

    (*2) 『〔E-Post方式〕クラスタリングメールサーバ構築ガイド Rev1.9』を参照してください。


E-Post BossCheck Option がインストールされた E-Post BossCheck Server では、下記ログが取得可能です。
承認・却下記録ログ 
(approval\log)
上長承認機能において承認者による承認・却下が行われた記録を知る